以前にも、『日本語と似ている英語表現』を紹介したことがありますが、今回も日本語と似ている英語表現です。
ニュースなどを見ていると、政治家の方々が、ついうっかり『口を滑らしてしまって、その後、新聞で叩かれる』というようなことがありますよね?
この日本語の表現『口を滑らせる』というのは、要するに、『言い間違う。』とか、『失言をする。』という意味になります。
これに相当する英語表現が、
“slip of the tongue”
です。正に、日本語の『舌(tongue)を滑らせる(slip)』と同じですよね。
英英時点(LONGMAN)によりますと、
“slip of the tongue”
a small mistake in something you say(言ったことの中の小さい間違い)
という解説がありますので、『ちょっとした言い間違い』ということです。
ですから、
『誰もが、言い間違いをする可能性がある。』
という日本語を英語に翻訳すると、
“Everyone can make a slip of the tongue.”
となります。尚、この文章の中の”can”は、「~が出来る」ではなく、「~する可能性がある」と考えてくださいね。(^^)/
英会話の場合でも、関西空港で、海外からのお客様を迎える仕事をしている方々などが取り組むべきビジネス英会話なら、間違いについて敏感になるべきだと思いますが、日常英会話なら、『小さい間違いは気にしない』という姿勢のほうがお薦めです。だって、ネイティヴでも言い間違うことがあるんですから、ノンネイティヴスピーカーが間違うのは当たり前です。
“Don’t worry about making a slip of the tongue when you are speaking English!”
(英語を話しているときは、小さい間違いをすることを気にしないで!)
ひょっとしたら・・・この英文の中にも、小さい間違いがあるかもしれません。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Presented by 大阪府泉州・泉佐野駅前・月謝制英会話教室Giテック