私(井田)も58歳ですので、つい「昔は良かった」と呟いてしまうことがあります。
それを英語にすると、どうなるでしょう?
“Old days were good.”
でも通じるかもしれませんが、ナチュラルな英語は、
“Those were the days.”
というような英会話文になります。
直訳したら、
「あれらは、正にその日々だった。」
という意味になってしまって、チンプンカンプンですが、
「あれら(those)=あの頃」、「正にその日々(the days)=良き日々」
というに考えてください。
個人的な感触ですが、恐らくは、”the days”の後に、修飾句(例えば、”I have had a lot of good time”)が省略されているイメージだと思います。
大阪府の泉州(田尻町などの地域)では、昔は紡績などの繊維産業が盛んでした。今でも、泉州の繊維産業は生き残っていますが、当時と比べれば、かなりの業者が撤退したようです。
そういえば、田尻町付近には、S紡績という非常に大きな紡績会社がありましたね。今は、ホームセンターか何かになっているようですが。
まさに、繊維関係業者から見れば、”Those were the days.“ですね。
ちなみに、私(井田)のもう一つの仕事(家業)は、大阪府泉南市の不織布などの繊維リサイクル(反毛)工場の泉製作所です。
反毛工場も、昔は沢山ありましたが、生き残っているのは、わずかな業者のみになってしまったようです。
例によって、英英辞典(LONGMAN)でも、意味を確認してみます。
“those were the days”
spoken (= used to talk about a time in the past you think was better than now )
“We used to stay in bed all morning and party all night. Those were the days!”
以上のような解説と例文がありますが、これを日本語にすると、次のようになります。
“those were the days”
口語(=過去で、今よりも良かった時期について話すときに使われる)
『昔は、毎晩パーティーして、午前中はベッドで寝ていたものだ。あの頃は良かったなぁ!』
しかし、辞書に載っている例文としては、なんとも贅沢し過ぎな生活をしていた人の例文ですね。
さて、上の写真は、田尻町に近い泉佐野市で英会話スクールGiテックを始める前、工場の仕事しかしていなかった頃の写真です。この頃は、髪の毛が沢山ありました。
上の例文を改良して、私に当てはめますと・・・
“I used to have a lot of hair. Those were the days!”
(昔は、沢山の髪の毛があったのに。あの頃は良かったなぁ!)
という英会話文になります。(笑)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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